商業施設やオフィスビルで働くビルメンテナンス(ビルメン)の皆さん、こんにちは!
普段、巡回している時に、ふと目にした決済端末やセキュリティ機器の画面に、見慣れない「TAMPERED」や「TAMPER ERROR」という文字が表示されていたことはありませんか?
「なんだこれ?」「故障かな?」と焦ってしまうかもしれませんが、実はこれ、「タンパ異常」といって、機器が不正な操作から身を守るために出しているSOSサインなんです。
今回は、このタンパ異常について、ビルメン初心者の皆さんにも分かりやすく解説します。
タンパ異常は「セキュリティのおまもり」
タンパ異常とは、簡単に言うと、「誰かがこじ開けようとしたり、強い衝撃を与えたりして、不正に触られた形跡がある」と機器が判断した状態のことです。
機器の中には、クレジットカードの暗号キーなど、絶対に守らなければならない大切な情報が入っています。もし、誰でも簡単に中身を見たり、改造したりできてしまったら大変ですよね?
タンパ異常を検知する機能は、例えるなら、機器が持つ「セキュリティのおまもり」のようなものです。誰かが機器を分解しようとしたり、落としたり、強い衝撃が加わったりすると、このおまもりが「やばい!」と反応し、自動的に内部の情報を消去したり、機器の機能を停止させたりするのです。
【タンパ異常が発生する主な原因】
- 機器を落としてしまった、強い衝撃を与えてしまった
- 機器のカバーを無理に開けようとした形跡がある
- 経年劣化によって、機器の内部にわずかな歪みが生じた
タンパ異常を見つけたらどうする?
もし、巡回中にタンパ異常の表示を見つけたら、焦らずに落ち着いて対処しましょう。
- 絶対に電源を抜かない! 自己判断で電源を抜くと、状態が悪化したり、復旧が困難になったりすることがあります。
- 機器の状態を記録する どのようなメッセージが出ているか、写真に撮ったりメモしたりしておきましょう。
- 管理会社や責任者に報告する すぐに上司や専門の業者に連絡し、指示を仰ぎましょう。タンパ異常が発生した機器は、自己復旧ができません。専門家による修理や交換が必要です。
まとめ:タンパ異常は故障ではなくセキュリティ機能
タンパ異常は、単なる故障ではありません。機器が大切な情報を守ろうと、しっかり働いてくれている証拠です。
もし、この表示を見かけても、「何かの故障だ」と慌てず、適切な対応をすることで、施設のセキュリティを守ることに繋がります。
普段から機器に注意を払うことが、ビルメンとしてのプロフェッショナリズムを高める第一歩です。日々の業務に活かしてくださいね!



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